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写真: 突き出しの鶏ガラ@やたべ・白河市 写真: 定休日の味噌ソバ BASSO HOLIDAY@DRILL-MAN・ふくしまラーメン祭り2016・福島市

麺処 若武者・ふくしまラーメン祭り2016
  福島市置賜町8-6 福島屋台村特設会場

 「ふくしまラーメン祭り2016」の2杯目はこちら。山本店主&高宮店長という珍しい組合せで臨むとお店のブログには書いてあったが、実際は店主さん、女性従業員と小学生の3人だった。
 麺は幅が1?近くある平打ちの縮れ麺。それを茹でる前に、大柄の店主さんが手の平を使って全体重をかけるくらいの力で揉んでいる。「猪苗代産無農薬ゆきちから 全粒粉仕込み 加水率42% 切り刃6番」だそうだ。モチモチとした食感で弱めながらも歯応えがあり、小麦の風味も味わえるイベントならではの力強い麺だ。スープは福島鶏白湯と名乗っている以上、伊達鶏、川俣シャモ、会津地鶏の福島三大鶏を使っているはずだが、今回は醤油ダレの味が強くて鶏白湯をそれほど認識できない。また、青森シャモロック塩中華用の貝出汁塩ダレも併用しているそうだが、それに至っては全く認識できないほど醤油ダレが強い。チャーシューの上には醤油漬けの刻みニンニクが載っているので、途中でスープに混ぜ込んだが、やはり醤油ダレが効いているのでJ系の時のような味変にはならなかった。チャーシューは目の前でコトコトと煮たバラ肉のブロックを、直前に分厚くスライスしてトッピング。このためトロットロなくらい軟らかく、かつ、熱々というのがイベントなので新鮮。味は薄味の角煮で、DRILL-MAN同様に美味。半個分の味玉は、オレンジ色の黄身にまで味が染み込んでいて少ししょっぱいが、ゼリー状になった黄身がかなり濃厚な味わいだった。一方で、モヤシはただ茹でただけで味付けがなく、それが「マウンテン盛り」してあるのではっきり言って飽きてしまう。
 悪戦苦闘して何とか食べきった。どれくらい意識しているのかは分からないが、鶏白湯バージョンの二郎といってもいいくらい麺も具材もボリュームが凄い。そもそも発泡スチロールの丼が他店のよりも一回りも二回りもでかいし。店も採算を度外視して提供しているようで、ここまで量が多いとは思っていなかった。ラーメンには何の不満もないが、2食目をここにしたのは失敗だった。

・お気に入り度:○+

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