定休日の味噌ソバ BASSO HOLIDAY@DRILL-MAN・ふくしまラーメン祭り2016・福島市
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BASSO DRILL-MAN・ふくしまラーメン祭り2016
福島市置賜町8-6 福島屋台村特設会場
先日の土日、福島市のパセオ通りに面したふくしま屋台村の空いたスペースにテントを張って「ふくしまラーメン祭り2016」というイベントが開催された。参加店舗は6店と小規模ながら、地元福島からは「麺処 若武者」、「中華蕎麦 こばや」、「麺屋 信成」が、また首都圏からはミシュランガイド掲載の「麺や 七彩」、同じくミシュランガイド掲載の「BASSO DRILL-MAN」、千葉の「魂麺」という有名実力店が集まっている。各店ともこのイベントだけの限定メニューを提供していて、どこにしようか迷ったがまずはこちらへ。なお、チケットは近くのパセナカミッセで1枚800円、2枚綴りは1500円で販売していた。
麺はエッジがはっきりとしたストレートの太麺。ムッチリ、モチモチで、コシは感じられないがしっかりとした噛み応えがある。麺箱を見ると店の屋号が書いてあったので自家製麺だろう。小麦の風味も少し感じられ、なかなか美味しい麺だと思う。黒ゴマが浮くスープは赤味噌主体。ただ、見た目ほど味噌風味は強くなくマイルドな味わいに仕上げてある。香味油の効果でほどよいコッテリ感がある。旨味はあるがこちらもそれほど強くなく、全体的には大人しめ、控えめといった印象で、福島の味噌ラーメンとはタイプが異なっている。チャーシューは肩ロース。店頭の七輪でじっくりと炙られていたが軟らかく、香ばしくて肉の旨味も濃くこれは超美味。モヤシ、タマネギにキャベツが混ざる野菜は中華鍋でスープとともに炒め煮する札幌スタイル。ただ茹でただけと違って、薄めだが味が付いているのが嬉しい。火の通し方も絶妙で、シャキシャキに仕上がっている。
丼こそ発泡スチロールだが、それ以外はお店で食べるのとそう違いはないだろうと思える手間がかかった一杯だった。
・お気に入り度:○+
アルバム: 福島のラーメン・その2
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