煮干昆布水の冷やし煮干つけ麺@貝節麺raik・杉並区方南町
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CLAM&BONITO 貝節麺raik(らいく)
杉並区方南2-21-21
先日、西永福の煮干箱を訪れた際、ライクグループ3店舗で冷やし麺のスタンプラリーを実施していて、28日までに全部回ればオリジナルレンゲがもらえることを知った。別にレンゲが欲しいわけではないが、魚介系スープが得意なお店の冷たい麺に興味が湧き、2店目としてこちらを訪れ。1軒目の西永福が混ぜそば(和え麺)だったのに対し、こちらはつけ麺。平日、11時40分にお店に着くとカウンター席が3つまだ空いていた。入口から少し進んだ右側、凹んだトイレの入口前に隠すように券売機が置いてあり、期間限定と書かれた標記メニューのボタンをポチっとな。1250円。
麺はストレートの中麺。麺肌には茶褐色の胚芽の粒々が見えるので全粒粉入りだ。それが、煮干し昆布水を少量張ったガラス鉢に、麺線を整えてきれいに盛り付けてある。まずはそのまま食べてみる。煮干し昆布水には薄い塩味が付いているので、つけダレなしでも十分に食べられる。加えて、全粒粉の効果か小麦の風味もよいので美味しい。さらに、具材が載る角皿の角に食べ慣れた味のおろしワサビが添えてあるので、それを麺にちょこっと載せると益々このままでも十分と思えてしまう。なお、昆布の風味はしっかりと感じられたが、煮干の存在感は今一つ。水出し時に加える量が少なめなのだろう。煮干し昆布水とワサビだけではなく、せっかくつけダレがあるのだから、バラ海苔を全量投入してから浸してみる。あっさりとした塩味で、数種の煮干しから旨味を抽出した煮干し出汁100%というだけあって煮干風味は全開。とはいっても、煮干し特有の臭い、苦味、クセ等はないので引っかかりなくスルッと喉を通る。動物系の重さもないので、これは暑い季節にはピッタリだ。具材は別皿に盛ってあるので、つけダレの中には駒切りの白ネギ多数とミツバが浮かぶだけ。チャーシューは、肩ロースに近い部分と思われロースと鶏ムネの2種類。どちらもしっとり軟らかく、豚は噛めば噛むほど旨味が出てくるし、鶏はあっさりと上品な味が楽しめる。赤い球体は、湯剥きミニトマトの浅漬け。ちゃんと醤油ダレが染みていて、全体の味わいを壊すことなく箸休めとして機能している。麺を食べ終わるころには、煮干昆布水でつけダレも薄まってはいたものの、割スープが用意されていたのでスープ割に。割スープはカツオと昆布のような和風出汁を冷たく冷やしてあり、スープ割にするとグビグビと飲める。ガラス鉢2つと角皿もきれいに片付け、ご馳走様でした。
麺量は240g前後と思われ、暑さで食欲が少し落ちている状況では適量と思える。退店時には、入口の店内側に3人、店頭側に5〜6人がそれぞれ待っていて人気ぶりを示していた。
・お気に入り度:〇+
アルバム: 東京のラーメン・その3
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