ヘルプ

らーめん・ギタギタ@弁慶門前仲町店・江東区門前仲町

  • 48

写真: らーめん・ギタギタ@弁慶門前仲町店・江東区門前仲町

写真: 味玉塩@yagu-noodle・江東区住吉 写真: 藪つた+味付玉子@藪づか・台東区御徒町

らーめん 弁慶門前仲町店
  江東区深川1-1-8 村松ビル1〜2階

 何年ぶりだろう。中国料理の虎同様、前回来てから20年くらいは経っているような気がする。こちらのお店は1階は立ち食いスタイル、2階は上がったことはないが座って食べられるそうだ。この日は以前のように1階で、当時よく食べていたメニューの食券を購入し、当時食べていたようにギタギタ(=脂多め)でお願いした。800円。なお、食券を渡す際、「ライス付けますか?」と聞かれたのでお願いした。後で調べると、平日のランチ時はライスのサービスを行っているそうだ。
 すんなりと入店できたものの、ちょうど客が入り始めた頃合いだったようで、順番が回ってくるまでには少し時間がかかった。目の前の厨房の調理を見ていると、1 醤油ダレを入れた丼に、平ザルにすくった背脂の塊を揺すって崩しながらチャッチャとスープと一緒に注ぎ、2 茹で上がった麺を入れ、3 具材の茹でモヤシをたっぷり、ロールタイプのバラ肉チャーシュー1枚、メンマ5〜6片、薬味というよりは厚みがあって具材並の木口切り白ネギも多めに盛り付け、4 最後にもう一度背脂をチャッチャと振りかけようやく配膳となった。
 脂多めのギタギタにしたため、丼は一面に白っぽい不透明の餡がかけられたようで、麺や具材のかなりの部分は隠れてしまっている。その中からまずは麺を引っ張り出す。麺は緩く波打つ中太。軽い歯応えがあってモチッとしている。大量の脂や少し癖のあるスープに負けない、でも食べやすい頼もしい麺だ。ラー本によれば浅草開化楼製で麺量は180gもあるそうだ。スープは、やや薄めの醤油色で底が見えない程度に濁った清湯。味は昔懐かしい、いわゆる東京豚骨ラーメンのスープそのものだが、丼に鼻を近づけても臭わないものの、口に運ぶと豚臭さを感じる。こんなことはこれまではなかったことだ。このため、対策として数口食べてから卓上のおろしニンニクを少量投入したら、狙いどおり獣臭を感じなくなった。後半になると、やはり卓上の豆板醤をこれも少量溶き込み味変。
 ギタギタスープはさすがに残したが、小ぶりのお茶碗1杯分のライス、麺と具材は完食した。周りの客を見ると、白髪ネギやモヤシ、キムチ等を追加トッピングし、ミニ富士山にしている人が多かった。まあ、ここは深川なので、下町らしく品とは関係なく食べればよいだろう。

・お気に入り度:△+

アルバム: 公開

お気に入り (0)

まだお気に入りに追加している人はいません。

コメント (0)

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。