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味玉塩らぁ麺@多むら外旭川店・秋田市

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写真: 味玉塩らぁ麺@多むら外旭川店・秋田市

写真: 活はまぐり塩そば@南部屋路ばた・盛岡市 写真: 塩つけめん@5102・秋田市

柳麺 多むら外旭川店
  秋田市外旭川小谷地44-1 サンフェスタ内

 ミシュランガイド東京2017で一つ星を獲得した「鳴龍」の立ち上げにかかわった店主さんが、故郷能代に戻って立ち上げたお店の2号店だそうだ。メニュー筆頭の醤油らぁ麺にすべきか悩んだが、事前学習でアニマルオフと知った標記のボタンをポチッとな。880円。
 麺はストレートの中麺。某口コミサイトによれば麺が軟らかいとのことだったのでか「麺硬め」で頼んだところ、ツルツル、シコシコでしっかりとしたコシもあって大満足。小麦の風味も感じられるカネジン食品の特注麺だそうだ。厨房を見ていると、茹で上がったデポの麺を平ザルに移し、入念に湯切りしていた姿が印象的だ。メニューによると、スープはイワシ、アジ、サバなどの煮干し出汁に鯖節、うるめ節の出汁を加え、カキ、ホンビノスガイなどで作った塩ダレを合わせたものとのこと。煮干しが強めだが臭みや苦味、エグミは皆無で、動物系は使われていないものの味に深みがあり実に美味しい。鶏油と思われる香味油が適度なコクを醸し出していて、アニマルオフでも物足りなさは全く感じなかった。チャーシューは、さっぱりとした旨味のロース肉に濃厚な旨味が特徴の肩ロースの焼き豚2種に、バラ肉ロールタイプの煮豚とゴージャス。焼き豚はそれほど締まっておらず旨味は濃い目、煮豚はほどよい硬さで赤身、脂身それぞれの味が楽しめ、3種類の部位ごとの違いが味わえて言うこと無し。味玉は、色は薄いものの中心部の黄身までしっかりと味が染み込んでいて、黄身もゼリー状にしっかりと変化していた。ただ、味が染み込みすぎで濃厚さとかは感じ取れなかったのは残念。メンマが拍子木状のものと穂先部分の2種。拍子木メンマはジャキジャキと強めの食感で、薄味のためか特有の発酵臭が軽く感じられた。また、穂先メンマはシャキシャキとした食感が特徴的だった。スープにとろろ昆布が添えられていたが、何を狙っているのだろうか。
 麺は140gぐらいと少なめで、食べ応えという面では今一歩だが、味は非の打ち所がない一杯だった。

・お気に入り度:◎

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